8月頭、小さなスイカが収穫できた。

小さいというか、小さすぎるというか。
(ちょっと)大きい方は、去年、近所のSEIYUで買ったカリフォルニア産の小玉スイカの種から発芽したもの。もともと小ぶりのスイカだったけど、プランターで栽培したら、輪をかけてちっちゃくなった。
生育不良で玉が変形している。収穫は受粉から35日を目安に行ったのだけど、一部が未成熟なままだった。
小さい方は、近所の資材置き場のフェンスに育ってた、ひとりばえのミニスイカ。
干からびていた実をひとつ持ち帰って種を採ったが、ひどくカビていたので、発芽しないと思っていた。案外頑丈だった。
グレープフルーツ程度の大きさになったものもあったので、特別、小ぶりの品種というわけではないのかもしれない。果実が小さいので多収穫を期待したけど、残念ながらしょっぱい結果に終わりそう。

…割ってみたら黄肉種だった。味は普通にスイカ。皮の近くが少し塩辛い。
一緒に植えたマクワウリの方は、スイカに比べると、対暑性と吸水力に劣るらしく、蔓はそれなりに伸びたもの、上の方は花も葉っぱも小さく弱々しくなった。スイカもゴーヤに比べれば対暑性に劣るようだし、蔓も少く葉っぱもスカスカで、日除けには不向きだと思った。
スイカのもうひとつあかんところは、収穫時期が見た目でさっぱりわからないところ。
いちいち受粉日を覚えておいて、品種や季節、サイズによって前後の変動はあるけど、だいたい40日くらいを目安に収穫を行うらしいが、適時を逃すと爆発したり中身が腐って溶けてしまったりする。収穫時期を知る確実な方法というのは無く、ギャンブルである。
受粉日も、最初の3個くらいまでは憶えてたけど、あとは忘れた。
ネット栽培だと水分が不足しがちで、ツルの枯れ具合や皮の色あたりからは収穫時期を読むのも難しい。素直に露地栽培しようか…。